ラー油の代用品 一覧比較
餃子を焼き上げて、さあタレにつけようとしたとき——「ラー油がない!」そんな経験、ありませんか。ラー油はあの独特の香ばしさと辛みが特徴で、少量加えるだけで料理のアクセントが一気に引き立ちます。でも、わざわざ買いに行かなくても、家にある調味料を組み合わせることで、十分に近い風味を出すことができます。
ラー油の主成分はごま油(香り)と赤唐辛子(辛み)の2つです。この2つを別の食材で再現するか、どちらか一方の特徴が近い調味料で代用するかが、代用品選びのポイントになります。
・ラー油の代用品5選とそれぞれの分量目安
・餃子・和え物・炒め物など用途別の使い分け
・辛さゼロで代用したい場合の方法
・代用が難しいケースとその理由
ラー油の代用品 一覧比較
| 代用品 | 適した料理 | 味・香りの違い | 分量の目安 |
|---|---|---|---|
| ごま油 + 一味唐辛子 | 餃子タレ・和え物・冷奴 | ラー油に最も近い。シンプルな辛みと香り | ごま油小さじ1+一味少々 |
| ごま油 + 七味唐辛子 | 餃子タレ・担々麺・つけだれ | 山椒・陳皮入りで風味豊か。ラー油よりやや複雑 | ごま油小さじ1+七味少々 |
| 豆板醤 | 炒め物・麻婆豆腐・スープ | 塩分・旨みあり。テクスチャーはペースト状 | ラー油小さじ1 → 豆板醤小さじ1/2 |
| コチュジャン + ごま油 | 和え物・ビビンバ・鍋のたれ | 甘みと辛みのバランス。韓国系の味わいになる | コチュジャン小さじ1+ごま油少々 |
| ごま油のみ(辛みなし) | 冷奴・和え物・チャーハン仕上げ | 辛みゼロ。香ばしさのみ。お子さんにも安心 | ラー油と同量 |
| オリーブオイル + 鷹の爪 | パスタ・炒め物・マリネ | ごまの香りなし。洋風の辛みオイルに近い | オリーブオイル小さじ1+鷹の爪1/2本 |
ごま油 + 一味唐辛子(最もラー油に近い組み合わせ)
ラー油の主成分はごま油と赤唐辛子です。そのため、この2つをそのまま組み合わせるのが最もシンプルで効果的な代用方法といえます。一味唐辛子は純粋な赤唐辛子だけで作られているため、ラー油に近いストレートな辛みが出ます。
目安はごま油小さじ1に対して一味唐辛子をひとつまみ(約0.5g)ほど。よく混ぜてから使います。辛さはお好みで一味の量を調整してください。餃子のタレ、冷奴、ナムル、担々麺など幅広く使えます。
ごま油 + 七味唐辛子(風味豊かな代用品)
七味唐辛子には赤唐辛子のほか、山椒・陳皮・麻の実・けしの実などが配合されています。これをごま油に混ぜると、一味よりも複雑な風味になり、料理によってはラー油以上に奥行きのある辛みに仕上がります。
餃子のタレや担々麺のトッピングなど、風味を重視したい場面に向いています。ただし、山椒の香りが強くなるため、料理の系統によっては味が変わりすぎることもあります。
豆板醤(旨みと辛みをプラスしたいとき)
豆板醤はそら豆を塩・赤唐辛子とともに発酵させた調味料で、辛みとともに深い旨みと塩気が特徴です。炒め物や麻婆豆腐のように「調理中に辛みを加えたい」場面での代用に向いています。
注意点は、豆板醤にはラー油にない塩分が含まれているため、ほかの調味料の塩分を少し控えめにする必要があることです。また、液体ではなくペースト状なのでかけ回すタイプの使い方(仕上げのラー油)には向きません。
コチュジャン + ごま油(韓国風の辛みが欲しいとき)
コチュジャンはもち米と赤唐辛子を発酵させた韓国の調味料で、豆板醤よりも辛みがマイルドで甘みがあります。ごま油と合わせることでラー油に近い役割を果たし、和え物やビビンバ、鍋のたれなどに応用できます。
甘みが強いため、辛みのある料理には向いていますが、すっきりした辛みを求める場合はやや物足りなさを感じるかもしれません。辛みを補いたいときは一味唐辛子をごく少量加えると調整できます。
ごま油のみ(辛みゼロで代用したいとき)
辛みが全く使えない場面では、ごま油だけで代用するのが最もシンプルな方法です。ラー油の香ばしさの元はごま油なので、香りの面では一定程度の代用が成立します。お子さんや辛みが苦手な方がいる食卓でも気兼ねなく使えるのが最大のメリットです。
冷奴、チャーハンの仕上げ、和え物など、ごまの風味が引き立つ料理に向いています。量はラー油と同量を目安に使い、物足りなければ白すりごまを加えると風味に厚みが出ます。
オリーブオイル + 鷹の爪(洋風に仕上げたいとき)
オリーブオイルと鷹の爪の組み合わせは、ごまの香りはありませんが辛みのある油として代用できます。パスタのペペロンチーノをイメージすると分かりやすく、洋風・地中海系の料理との相性が良いです。炒め物やマリネ、ピザのトッピングなどにも活用できます。
鷹の爪は種を取り除いた状態で油に漬けて少し時間を置くと、辛みがオイルに移ってより使いやすくなります。加熱する場合は焦がさないよう弱火でじっくり香りを出すのがコツです。
代用できないケース
1. 「食べるラー油」の代用:桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」などのフライドガーリック・フライドオニオン入りの食べるラー油は、液体のラー油とは別の食品です。ごま油+唐辛子では食感や旨みが再現できません。この場合は市販の食べるラー油を購入するのが確実です。
2. 本格的な四川料理・麻婆豆腐のしびれ感:本格ラー油は花椒(ホワジャオ)や八角などのスパイスを油に浸出させており、あのシビレる感覚はごま油+唐辛子だけでは再現できません。花椒が手元にない場合は、山椒で代用するか少量の七味唐辛子で近づけてみてください。
3. 辛みゼロの代用でラー油の役割を果たす場合:ラー油の「辛み」を完全に省略してごま油だけで代用すると、香ばしさは補えますが料理のアクセントとなる辛みは出ません。辛みを重要視するレシピでは、辛みのある代用品(一味・豆板醤)を組み合わせてください。
よくある質問(FAQ)
Q: 子供がいるので辛くない代用品にしたいのですが?
A: ごま油だけで代用するのが最も安全です。香ばしい風味は加わりますが辛みはゼロになります。餃子のたれや冷奴のトッピングとして使う場合は、ごま油小さじ1をそのまま使えば子供も食べやすい仕上がりになります。辛みを大人だけ足したい場合は、各自で一味唐辛子を後がけする方法がおすすめです。
Q: 豆板醤でラー油の代わりになりますか?
A: 炒め料理など加熱する場面では代用できます。ただし豆板醤は塩分とペースト状のテクスチャーがあるため、仕上げにかけるタイプの使い方(餃子に直接かけるなど)には向きません。使う量はラー油の半量程度を目安にし、塩気が強くなりすぎないよう他の調味料を控えめにしてください。
Q: ごま油がない場合はどうすればよいですか?
A: サラダ油やオリーブオイルに一味唐辛子や鷹の爪を加えることで、辛みオイルとして代用できます。ただしごま油特有の香ばしい風味は出ないため、味の雰囲気はかなり変わります。どうしてもごまの香りを出したい場合は、白すりごまを少量加えると近い風味が補えます。
Q: 自家製ラー油を簡単に作れますか?
A: はい、最もシンプルな方法は「ごま油を小鍋で温め、一味唐辛子と鷹の爪に注ぐ」だけです。お好みでにんにく(すりおろし)やしょうがを加えると本格感が増します。冷蔵庫で1〜2週間保存でき、2〜3日置くと辛みが馴染んでさらにおいしくなります。
おすすめアイテム
桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油 110g
フライドガーリックとフライドオニオンを贅沢に使った「食べるラー油」の定番商品です。代用品を試してみたけれどやはり本物が欲しくなった、という方にも。餃子・冷奴・ごはんにかけるだけで絶品になります。
▶ Amazonで見る:桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油 110g
かどや 純正ごま油 200g
ごま油+唐辛子の代用を実践するなら、香りの良いごま油選びが重要です。かどやの純正ごま油は、豊かな香ばしさが特徴で料理の仕上げに少量加えるだけで風味が際立ちます。ラー油代用の基本材料として常備しておくと便利です。
ラー油を使ったおすすめレシピ
HowToCook.jpにはラー油を使ったレシピがたくさんあります。
ぜひこちらもチェックしてみてください。
出典・参考
- ラー油がない!代用できる調味料6選&手作りラー油のレシピ | macaroni
- ラー油の代用品9選!ごま油・豆板醤は代わりになる? | ちそう
- ラー油がない!代用できる調味料とは?自家製ラー油の作り方も紹介 | オリーブオイルをひとまわし
- 自家製ラー油の作り方を「四川料理のスゴイ人」に教わってきた | メシ通
- 自家製って聞くとそれだけで美味しそう!「MYラー油」作ってみない? | 日清製粉グループ
- ラー油の作り方は簡単?ごま油・一味・生唐辛子・豆板醤を使った作り方 | 調味料辞典
情報の最終確認日: 2026年02月




